中国で2005年に刊行された『日本遺孤調査研究』(社会科学文献出版社)の全訳。 公安機関の全面協力の下、一万部を超える個人档案記録を分析し、三千八百余人の残留孤児と養父母への聞き取りを実施し、中国における生活史・誌を総合的・立体的に解明した労作である。 彼らは戦後の中国で、学び、仕事につき、結婚し、子育てをし、養父母一家とともに自らの人生を創造し、生きたのである。「残留孤児研究」の基本的認知枠に新たな見地を加え、実像に迫る。
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