不二出版

書籍紹介

来日留学生の体験 北米・アジア出身者の1930年代

満洲事変を機に十五年戦争に突入していく1930年代、留学生として来日した北米・アジア出身者(日系二世、植民地台湾・朝鮮半島出身者、フィリビン人、中国人)は、二つの国や地域のはざまで何を思い、求め、生活し行動したのか。北米とアジア両地域からの日本への留学生の個人体験(ライフヒストリー)を比較することを主眼とした意欲作!

 

編 マイグレーション研究会

 

◆本書の内容

はじめに(山本剛郎)

第Ⅰ部 北米・ハワイ編

・第1章 望郷のハワイ――二世作家中島直人の文学(日比嘉高)

・第2章 日系二世の日本留学と異文化理解の過程――メアリ・キモト・トミタ『ミエへの手紙』より(水野真理子)

・第3章 ハワイの日系音楽界で活躍した帰米二世たち(中原ゆかり)

・第4章 ある帰米二世のあゆみ(山本剛郎)

・第5章 広島市内における日系二世の分布と就学および一世との関係(飯田耕二郎)

・第6章 日系二世仏教徒が見いだした「仏教」――比較思想史の視点から(守屋友江)

第Ⅱ部 アジア編

・第7章 在日フィリピン人留学生と日本帝国のソフト・パワー政策(木下 昭)

・第8章 ある台湾人女性の日本留学体験――許秋槎のライフヒストリーを中心に(城田千枝子)

・第9章 朝鮮人学生と就業――立命館大学の場合(河原典史)

・第10章 大連における日本人学校への「留学」――中国人の日本留学をめぐる多様性(佐藤 量)

おわりに(飯田耕二郎)

 

 

A5判・並製・212頁

本体3,000円+税

ISBN978-4-8350-7086-5

2012年6月刊行

 

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