不二出版

書籍紹介

中国残留日本人孤児に関する調査と研究 〔2005年〕 全2巻

中国で2005年に刊行された『日本遺孤調査研究』(社会科学文献出版社)の全訳。

公安機関の全面協力の下、一万部を超える個人档案記録を分析し、
三千八百余人の残留孤児と養父母への聞き取りを実施し、
中国における生活史・誌を総合的・立体的に解明した労作である。
彼らは戦後の中国で、学び、仕事につき、結婚し、子育てをし、
養父母一家とともに自らの人生を創造し、生きたのである。
「残留孤児研究」の基本的認知枠に新たな見地を加え、実像に迫る。

 

関亜新・張志坤 著
佟岩(龍谷大学非常勤講師)・浅野慎一(神戸大学教授)監訳

 

推薦:井出孫六(作家)

 

A5判・上製・函入・962頁・本体価格30,000円+税

ISNB978-4-8350-6178-8
’08年12月刊

 

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