人物評論 〔昭和８年～昭和９年刊〕 全５巻・別冊１ 〔復刻版〕
「この密閉された室内に、涼風をもたらすものは誰ぞ！」（大宅壮一）。
本誌は、言論・表現の自由が封殺されてゆく時代にあって、
わずか一年余の短命とはいえジャーナリスト大宅の旺盛な批評精神を体言した、
人物・時事評論雑誌である。
痛烈な大宅の評論のほかに作家・漫画家によるユニークで直截な評論・小説・画も多く、
近代文学史・思想史・ジャーナリズム史研究
そして現代のジャーナリズムにとって見過ごせない資料である。
■推薦：小田切秀雄（文芸評論家）
佐高信（評論家）
鶴見俊輔（哲学者）
松浦総三（ジャーナリスト）
大宅壮一主宰〔昭和８年～昭和９年刊〕
別冊：解説（尾崎秀樹）・総目次・索引
＊全巻購入者には無料
＊これのみ分売可（ISBN:978-4-8350-0316-0 本体価格1000円＋税）
菊判・上製・総2,524頁
揃定価85,000円＋税
ISBN978-4-8350-0310-8
’96年11月刊〔復刻版〕
