昭和12年以後、敗戦までの兵力動員の実態を示す陸軍内部資料。
兵力動員の仕組みと変遷、欠陥等に関する具体的記述、また各兵料部隊の編成と変遷等を詳細に記載する。
特に、19年以降軍隊内の朝鮮人兵士が徴募兵に大きな影響を与えた事実、毒ガス兵器資料を参謀総長が許可した事実等を本書ははじめて明かにしている。
十五年戦争中の公式資料は大部分が焼却されているが、本資料はその欠を補う重要資料の復刻版である。
大江志乃夫 編･解説
B5判・上製・函入・500頁 定価13,200円（本体12,000円＋税10％）
ISBN978-4-8350-1009-0
’88年7月刊
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タグ: アジア太平洋戦争, 大江志乃夫, 徴兵, 戦中期, 日中戦争, 昭和期, 毒ガス戦, 総力戦, 軍隊
