不二出版

書籍紹介

大東亜戦争俘虜関係外交文書集成 全3巻 〔復刻版〕

敗戦時、日本国内外に収容されていた連合国俘虜は、
一二万三千余の多きにのぼる。

戦後、これらの俘虜の多くは故国に送還されたが、
彼らが受けた処遇についての「宣誓供述書」が多数残され、
戦後の戦犯裁判に重要な意味を持つことになる。
例えば、BC級戦犯裁判の横浜法廷では、
その八割が俘虜不法取扱いによる被告である。
これは、日本人の国際法に対する無知が引き起こした罪過への告発でもあった。
弊社では、外務省外交史料館に所蔵されている俘虜関係外交文書を整理し、
全三巻として復刻刊行する。
茶園義男 編・解説
B5判・上製・函入・総1,146頁
揃定価60,000円+税 / ISBN978-4-8350-4590-0
分売可∥定価各巻20,000円+税
’93年9月~’96年1月配本完結〔復刻版〕

・第1巻 ― ISBN978-4-8350-4591-7

・第2巻 ― ISBN978-4-8350-4592-4

・第3巻 ― ISBN978-4-8350-4593-1

 

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