峠 〔昭和10年～昭和11年刊〕 全７冊・別冊１ 〔復刻版〕
本誌は、「大菩薩峠」で知られる作家・中里介山の「純粋個人雑誌」である。
やはり介山の編集による『隣人の友』（大正15年創刊）とともに、介山とその周辺を辿るには必須の文献である。
〈第一号の内容〉
峠といふ字／わが元旦／著作道徳及著作権論（第一）／五日の旅／続日本武術神妙記／背景画家オツルナーの心境（創作）／紅雪記（長篇小説）／交遊録（其一）／わが古今人物観（其一）／漢詩提唱／李白（其一）／大菩薩峠脚本（東海道白根山連幕の巻終）／聖徳太子の研究／編輯餘録
中里介山 主宰〔昭和10年～昭和11年刊〕
別冊：解説（伊藤和也）・総目次・索引
＊これのみ分売可（ISBN：978-4-8350-3420-1 本体価格500円＋税）
菊判「・並製・函入・総1、050頁
揃定価18,000円＋税
ISBN978-4-8350-3419-5
’87年8月刊〔復刻版〕