不二出版

書籍紹介

新真婦人 〔大正2年~大正5年刊〕 全6巻・付録1・別冊1 〔復刻版〕

『新真婦人』は、一九一三(大正二)年五月、新真婦人社の機関誌として創刊された。
初期の女性社会主義者西川文子、木村駒子、宗教家宮崎光子らの主宰による、
明確に女性問題・女性解放を見据えた評論雑誌である。
男性中心社会を糾弾する筆は厳しく、
また執筆者も多彩で大正デモクラシー期の女性運動の息吹を十分に伝えており、
新真婦人社を単なる青鞜社の対抗者あるいは亜流としてきた女性史・近代史に

書替えを迫る内容をもつ。
■推薦:天野茂(「平民社の女―西川文子自伝」の編集者)

井手文子(女性史研究者)

小田切秀雄(文芸評論家)

渡辺澄子(大東文化大学教授)
西川文子・木村駒子・宮崎光子 主宰〔大正2年~大正5年刊〕
別冊:解説(岡野幸江)・総目次・索引
(別冊のみ分売可:ISBN978-4-8350-3826-1 \1,000円+税)
菊判・上製・総4,112頁
揃定価120,000円+税

ISBN978-4-8350-3819-3
’94年10月刊〔復刻版〕

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