■社会文学雑誌叢書(16) |
生方敏郎 主宰〔大正5年〜大正6年刊〕 |
文芸雑誌 全2巻 |
別冊:解説(福田久賀男)・総目次・索引付き |
A5判・上製・函入・10,034頁 |
揃定価25、000円 |
’89年9月〔復刻版〕 |
本誌は、対照文壇の裏面史を垣間見せるとともに、投稿雑誌として重要な研究資料である。特に、サンボリズムの竹内勝太郎、新感覚派の川端康成をはじめとして、久保栄、近藤憲二燈、次代をになう個性がしのぎをけずる投稿欄は見逃せない。後に戦時体制に抵抗していった生方敏郎の文壇への大きな貢献がここにある。生方敏郎そして『文芸雑誌』をみることで、文学界の大きな流れをつかむことが出来る。まさに近代文学研究者にとって必読の書である。 |
■推薦:鶴見俊輔・山敷和男 |
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