■社会文学雑誌叢書(1)
堺利彦・大杉栄ほか  主宰〔明治36年〜明治42年刊〕
家庭雑誌 全6巻・付録1・別冊1
 解説(鈴木裕子)・総目次・索引付き
*これのみ分売可(ISBN:4-8350-3292-6  本体価格1000円) 
 判・製・函入・総550
 揃定価8、000円
 ’83年1月刊〔復刻版〕
 堺利彦が由分社より創刊した『家庭雑誌』は、西村渚山、大杉栄、深尾韶、堀保子等の編集の手を経ながら、一貫して家庭の中から社会主義を発展させ、かつ家庭の近代化をはかることを目的とした啓蒙雑誌である。その誌上では新しい家庭のあり方、夫婦のあり方、戦争の問題等がユーモアを交え、温かくかつ鋭く論じられている。日本近代史研究のみならず、女性問題・家族問題研究の大きな手がかりとなるものである。総54冊を収録。
■推薦小田 実・向坂逸郎・西田 勝・樋口恵子

 
 

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