十五年戦争極秘資料集 2
ババル島事件関係書類
 本書は「閲覧ヲ禁ズ」と表しに記された参謀本部の極秘報告書・原題「「ババル」島事件関係書類綴」の復刻版である。
 太平洋戦争末期の昭和19年11月、日本占領下のババル島(現在インドネシア領)で、日本軍第五師団部隊が非戦闘員の住民400人以上を虐殺し、ひとつの村を消してしまった事件の事実が明らかとなった。
 本書は、敗戦後42年にしてようやく明るみに出た事件の状況を知らせるだけでなく、戦争犯罪追求を恐れた当事者が、虐殺を「原住民の反乱」とでっちあげるために報告書の内容を変更してゆく過程が克明に記録されている。
武富登巳男 編・解説 
B5判・上製・函入・100頁/¥2500
ISBN4-8350-1002-7

 

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