十五年戦争極秘資料集 20 |
海軍法務資料 馬塲東作綴 |
本書は太平洋戦争末期、敗走中の日本軍の様相を、軍法務関係の資料を通して克明に伝える唯一の資料である。
元海軍法務中佐・馬塲東作氏の所蔵する作戦軍法務関係の綴を整理し、解説を付した。住民による日本軍襲撃事件、軍隊が住民の豚等の食糧を略奪に言った際の海軍兵の誤殺事件、また、次から次へと続く戦時逃亡者に対する手配書、またその者に対する銃殺刑の執行報告書等々。 昭和20年、フィリピンを部隊とした軍紀の紊乱を法務という「公的文書」によって示す一級資料。 |
北博昭 編・解説
B5判・上製・函入・330頁/¥4500 ISBN4-8350-1020-5 |
'88年12月刊 |
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