十五年戦争極秘資料集 6
高等外事月報
 1937年7月、日中戦争を機に日本統治下の朝鮮では戦時体制に移行し、強力な皇民化政策が展開された。朝鮮総督府保安課は当時の状況を「不穏分子の乗ずる最も好機会」であり、「治安上看過」できないとして、これに対処するために厳秘文書『高等外事月報』を創刊した(昭和14年7月〜昭和15年9月)。
 本書は、当時の労働運動・農民運動・共産主義運動・民族運動・反戦運動・学生運動、また、中国本土での朝鮮人の反日運動、在日朝鮮人に関する官憲側による詳細な調査報告である。
宮田節子 編・解説
B5判・上製・函入・550頁/¥9500
ISBN4-8350-1006-X
'88年3月刊

 

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