本書の原本は、昭和24年6月『終戦後の法令制定改正廃止経過一覧』(法務府法規課)である。本書の「はしがき」によれば、「終戦を契機とする我国の国家社会機構の一大変革は、法秩序にもめまぐるしい再編成をもたらし、法令の制定改廃はその跡をたどるにも容易ならぬ現状」であることを認め、そのために戦後に「新しく制定改正された全法令の経過の全貌を簡明正確に把握」できることを目的として編集された。昭和20年8月1日から同23年12月31日までの間に交付された全法令を部門別に分類し、制定改廃の経過があきらかにされる。「俘虜取扱規定と戦犯裁判法規」を追加。 |
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