十五年戦争極秘資料集 補巻5
第一次上海事変における第九師団軍医部「陣中日誌」
 原本は『昭和七年二月二日起 陣中日誌 猪坂軍医』ガリ版印刷、和綴本、213丁。
 内容は、昭和7年2月2日金沢から広島を経て、上海に上陸、戦闘を繰り返し、復且大学、天楽寺、江湾鎮、南翔と転戦した。同年4月30日までの「戦闘日誌」である。
 今日まで戦闘日誌は多数出版されているが、「軍医部の戦闘日誌」は極めて少ない。従って、特に公娼制設置、花柳病対策、マラリア・コレラ対策など、衛生隊の行動が、日々克明につづられており、従軍慰安婦問題の一資料である。
野田勝久 編・解説 
B5判・上製・函入・約448頁/18000円
ISBN4-8350-1035-3
'98年6月刊

 

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