外務省は日露戦争直前の1903(明治36)年10月、海外各地に在留する日本人実業者の調査をはじめて実施し、『海外日本実業者ノ調査』として印刷・刊行した。その後、『在外本邦実業者調査』と表題を変更しながら昭和16年7月に至るまで22回の調査と21回の報告書の刊行があった。
調査対象は、外国(植民地や直轄地は含まず)で商店や製造業、農林牧畜業、漁業に従事し、年間の取引高あるいは利益、収穫が1万円以上の者で、その原籍・姓名・商号・本店および支店出張所・生産高・売り上げ・所有している土地面積・使用人の数・所有している器具、機械類の代価を在外領事館から本省に報告するというものであった。
海外における日本人の経済活動と日本企業の海外展開を掌握することができる。 |
A4判/上製本/4面付方式/総2,520頁(原本頁数は9,654頁)
解説:高嶋雅明(第1巻巻頭に収録)
本体価格:揃価 224,000円
推薦:木村健二/柳田利夫
概要
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本体価格
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ISBN
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第1回配本
('06年11月)
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第1巻 明治36年〜明治45年
第2巻 大正2年〜大正4年
第3巻 大正7年〜大正8年
第4巻 大正10年〜大正13年 |
\112,000
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4-8350-6058-X
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第2回配本
('07年6月)
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第5巻 昭和元年〜昭和3年
第6巻 昭和6年〜昭和10年
第7巻 昭和11年〜昭和12年
第8巻 昭和14年
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\112,000
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978-4-8350-6063-7
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