清水安三と北京崇貞学園
―近代における日中教育文化交流史の一断面
戦前、宣教師として中国に渡り、中国子女のための教育機関「北京崇貞(すうてい)学園」を創設した清水安三(桜美林学園創設者)の諸活動と思想形成を、北京市档案館等の未公開資料や、卒業生からの聞き取りなどをもとに解明。
日中教育文化交流史研究に新たな一石を投じた意欲作。
■李紅衛 著
■A5判・上製・340頁
■本体価格 4,800円+税
■ISBN 4-8350-6169-2
■すいせん:阿部洋/榑松かほる

■主要目次■
序章

第一部 清水安三の障害と思想―中国にささげた半生を中心に
 第1章 清水安三の半生と中国
 第2章 清水安三の中国観―その形成と展開を中心に
 第3章 清水安三の伝道思想
 第4章 北京崇貞学園長清水(小泉)郁子の中国認識

第二部 清水安三の教育実践―北京崇貞学園の経営を中心に
 第5章 北京崇貞学園の沿革
 第6章 北京崇貞学園の発展
 第7章 北京崇貞学園の教育実践―その特徴
 第8章 北京愛隣館の設立と運営―第2の崇貞学園
 補 論 羽仁もと子と自由学園北京生活学校
 終 章 主要参考文献一覧 


 

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