- 2024/03/22
- 「社会文学」新刊・第59号、発売いたしました!
弊社で販売取扱しております「社会文学」の最新号・第59号が刊行されました!
「社会文学」第59号
〈目次(抄録)〉
〈特集 関東大震災100年と文学〉
●映画『福田村事件』森達也監督に聞く――関東大震災における暴力の記憶 監督 森 達也/聞き手 神村 和美・亀有 碧
●特集論文
亀戸事件と平沢計七――虐殺を予知する作品をめぐって 大和田 茂
朝鮮人虐殺と喪の不能――芥川龍之介「人を殺したかしら?」 堀井 一摩
関東大震災の「闇の奥」 成田 龍一
「福田村事件」から100年をむかえて 辻野 弥生
関東大震災時の「朝鮮人暴動幻想」「レイピスト神話」と地方紙の報道~北海道・東北を中心に~ 金 富子
「震災美談」と朝鮮人虐殺――証言文学としての江馬修の関東大震災小説 原 佑介
●講演
大震災と文学――新興する文学、新興する俳句 井口 時男
●映画『福田村事件』批評集
●自由論文
〈鼠小僧〉の近代――鼠賊・革命家 佐々木 基成
海音寺潮五郎とプロレタリア文学の水脈――『実録文学』から『文学建設』、『平将門』へ 吉野 泰平
●書評
栗山雄佑著『〈怒り〉の文学化 近現代日本文学から〈沖縄〉を考える』 村上 陽子
和田崇著『徳永直の創作と理論』 金野 文彦
董春玲著『世界文学としての遠藤周作文学 ポストコロニアリズムと移動の観点から』 東谷 篤
佐藤泉著『死政治の精神史 「聞き書き」と抵抗の文学』 竹内 栄美子
以下、新刊紹介/声明/『社会文学』への投稿について/編集後記
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不二出版・営業部