- 2019/12/20
- 『大正新教育 学級・学校経営重要文献選』第２回配本のお知らせ
大正新教育の実践を学級経営・学校経営という視角から明らかにする、まったく新しい試みである『大正新教育 学級・学校経営重要文献選』第２回配本、ついに刊行です！
東京高師はじめ、広島高師、奈良女高師などでの1923-1929年までの代表的な文献、論考を収録しました。
学級経営に焦点をあてた木下の「学校経営の概観」「学校進動の原理」「学級経営汎論」など雑誌掲載論考、また広島高師での佐藤熊治郎の試み、清水甚吾の正続２編の大著のエッセンスを集約した第５巻など、学級経営の多様さに光をあてております。
第６巻には、高等師範におけるそれぞれの試みを位置づけ、学級経営の大正期における広がりを概観する編者、橋本美保・遠座知恵による充実した解説を収録！
この第２回配本で、高等師範学校附属小学校に焦点をあてた第Ⅰ期が完結、第Ⅱ期には帝国小学校から児童の村、澤正の『学級経営』に富山県における『ホーム組織の学校経営』などの重要文献・論考を収録予定です。どうぞご期待下さい。