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北朝鮮帰国事業資料集成 全4回配本・全10巻・別冊1

2026年3月刊行開始予定!
9万3340人を「地上の楽園」へと送り出した北朝鮮帰国事業の重要資料を集成!
1959年12月から1984年7月にかけて、9万3340人の在日コリアン(日本国籍者6839人を含む)を送出した北朝鮮帰国事業。希望する帰国を叶えるという「人道措置」としておこなわれるも、この事業によって帰国し、のちに脱北してきた方やその関係者は、楽園と信じて帰国しながらも厳しい状況に置かれたことに深い憤りを覚えている。
日本にとっては、植民地支配の帰結として存在していた在日コリアン問題に、どのように向き合うかが問われる政策であった。また、ヘイトスピーチや入管法改正問題などにみられるように、外国人の在留・出入国、移民問題は、現在の日本が抱える深刻な課題となっており、その起源といえる本事業を考える意義は高まっている。
本集成は外交史料館所蔵資料や、外務省の機密指定解除資料を中心とした2000点以上の資料を収録。日朝・日韓関係史研究のみならず、在日朝鮮人研究、戦後政治外交史研究に広く活用しうる基礎資料として本集成を提供するものである。
◎本書の特色=
1 北朝鮮帰国事業の全体像を把握するために必要な基本資料を収録
外務省機密指定解除文書、外交史料館所蔵資料、赤十字国際委員会所蔵資料を中心に、日本政府や北朝鮮政府のみならず、韓国などの諸外国の姿勢を解き明かす。
2 現代の外国人・移民問題にも直結
植民地支配の帰結である在日コリアン問題を、帰国というかたちで「解決」しようとした本事業を通じて、現代日本の外国人・移民政策を考えるための歴史的基盤を提供。
3 在日コリアンの当時の状況を知るための資料としても高い価値
帰国事業の背景となった在日コリアン関係の調査資料を多数収録。彼らの生活状況はもちろん、日本が彼らにどのようなまなざしを向けていたのかを明らかに。


◎編・解説=川島高峰(明治大学情報コミュニケーション学部教授)
◎推薦=
帰国事業の全貌を解明する時宜を得た貢献――山田文明(元大阪経済大学経営学部教授)
帰国事業の悲劇と向き合うために――荒木和博(拓殖大学海外事情研究所教授)
東アジア冷戦史の核心を示す集成――朴正鎮(津田塾大学学芸学部教授)
◎体裁=全10巻/A4判/4面付/上製/総約3,700頁(予定)
◎別冊=『北朝鮮帰国事業資料集成 解説』
※分売可 定価2,200円(本体2,000円+税10%) ISBN 978-4-8350-8926-3
◎揃定価=310,200円(揃本体282,000円+税10%)
◎刊行予定=
◆第1回配本 全2巻(第1-2巻) 2026年3月刊行予定
第Ⅰ期—帰国事業前史(1945-1958年)
揃定価61,600円(揃本体56,000円+税10%) ISBN 978-4-8350-8912-6
◆第2回配本 全2巻(第3-4巻) 2026年6月刊行予定
第Ⅱ期―交渉過程と各国の動向(1959年)
揃定価61,600円(揃本体56,000円+税10%) ISBN 978-4-8350-8915-7
◆第3回配本 全2巻(第5-6巻) 2026年8月刊行予定
第Ⅱ期—交渉過程と各国の動向(1959年)
揃定価61,600円(揃本体56,000円+税10%) ISBN 978-4-8350-8918-8
◆第4回配本 全4巻(第7-10巻) 2026年12月刊行予定
第Ⅲ期(第7-8巻) —帰国事業の実態(1959-1966年)
第Ⅳ期(第9-10巻)—協定の中断と再開(1966-1972年)
別冊(解説)
揃定価125,400円(揃本体114,000円+税10%) ISBN 978-4-8350-8921-8