ソヴェト文化【復刻版】全2巻・別冊1
雑誌『ソヴェト文化』は、1945年12月、ソヴェト研究者協会が設立され、翌年五月に同研究者協会が中心となって日ソ文化連絡協会(会長・土方与志)が生まれたことで、両者共同編集によって発行された雑誌である。
同誌は文化活動の紹介、論考記事が大半を占める。占領期におけるこの『ソヴェト文化』が文化受容に果たした役割を検討することは、戦後日本における対ソ認識形成の端緒を知る上で、たいへん有益である。
◎解 説=吉田則昭〈立教大学社会学部兼任講師(メディア史、比較ジャーナリズム史)〉
◎推 薦=谷川建司(映画ジャーナリスト)、土屋礼子(早稲田大学政治経済学術院教授)、メリニコワ・イリーナ(同志社大学グローバル地域文化学部教授)
◆発 行=ソヴェト文化社(1946年5月~1949年3月)
◆体 裁=B5判・上製・総650頁
◆揃定価=本体46,000円+税 ISBN978-4-8350-7905-9
◆刊 行=2016年7月刊行
◆別 冊=解説・総目次・索引
(分売価格1,000円 ISBN978-4-8350-7909-7)