※全点品切れ(2010年1月〜)※
 
各府県農地改革史(31府県)
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☆他の出版者から復刻刊行されている道府県☆
北海道、大阪府、広島県(以上御茶の水書房)、千葉県(青史社)、鹿児島県(近藤出版)、茨城県(「茨城県史料」のうち「農地改革編」として刊行。県立歴史観で販売)

☆農地改革史が刊行されていないと思われる都県☆
宮城県、東京都、山梨県、岐阜県、三重県、滋賀県、奈良県、熊本県、宮崎県、沖縄県
 
 
 
島根県農林部農地開拓課 編・発行〔昭和34年刊〕
戸塚喜久 解説
島根県農地改革誌 全2冊

本書は、改革の詳細な記録を収録し、また改革前史にも相当頁にわたり詳述し、特に「農民運動史」は他に類のない圧巻をなしている。農民運動の展開過程は、新聞記事などを用いて、克明に検討している。
■B5判・上製・1、364頁・揃価40、000円/’90年2月刊〔復刻版〕

京都府農業会議 発行〔昭和55年刊〕
戸塚喜久 解説
京都府農地改革史

本書は、農地改革実施過程を克明に分析し、改革における矛盾と対抗を考察している。特に、農民的攻勢の強い南部地域と地主的攻勢の強い北部地域の紛争の対照的性格が浮き彫りにされている。
■A5判・上製・800頁・定価20、000円/’91年4月刊〔復刻版〕

岩手県農地改革史編纂委員会 編〔昭和29年刊〕
戸塚喜久 解説
岩手県農地改革史

藩政時代の土地制度から農地改革後の実態調査まで、極めて克明に記述。農地改革の事例としては、県北畑作地帯の江刈村において、名子制度を解体し酪農経営発展の道を切り拓いた点が注目される。
■A5判・上製・506頁・定価12、000円/’90年7月刊〔復刻版〕

愛知県農地史編纂委員会 編〔昭和29〜32年刊〕
戸塚喜久 解説
愛知県農地史 全2冊

前史では、班田制と荘園制の古代・中世にまでさかのぼり土地制度を概観したうえで、広範な資料収集に基づいて農地問題を検討している。改革の実態を示す調査報告や諸資料も豊富に収録されている。
■B5判・上製・1380頁・揃価42、000円/’91年7月刊〔復刻版〕

福島県農地改革史編纂委員会 編〔昭和26年刊〕
戸塚喜久 解説
福島県農地改革史

徳川時代からの土地問題の推移を検討し、終戦時の農地改革の必然性を強調している。農地改革の展開としては、困難な遡及買収を励行した点や、国有林解放運動に率先して取り組んだことが注目される。
■A5判・上製・566頁・定価13、000円/’90年7月刊〔復刻版〕

和歌山県農地改革誌編纂委員会 編〔昭和26年刊〕
戸塚喜久 解説
和歌山県農地改革誌

改革実施とその機構に関し、本県の三つの農業地帯区分と農民意識、農地委員会の性格についての分析が注目される。解放の実施過程では、郡市別の解放事情を踏まえ、順調に進んだ点が明らかにされる。
■B5判・上製・426頁・定価14、000円/’91年7月刊〔復刻版〕

栃木県農務部 編・発行〔昭和29年刊〕
戸塚喜久 解説
栃木県農地改革史

足尾銅山鉱毒事件、那須野原の開墾による華族農場の事例について、詳しく検討している。地主が組織的に提起した違憲訴願・違憲訴訟の資料が原文のまま収録してあり、改革に関する資料が充実。
■A5判・上製・598頁・定価14、000円/’90年7月刊〔復刻版〕

兵庫県農地改革史編纂委員会 編〔昭和28年刊〕
戸塚喜久 解説
兵庫県農地改革史

本県で特筆すべき点は、大正年代以降の本格的争議の発生を背景として、改革以前に地主と小作人の間で協調的関係が形成されていたことである。改革実録では、買収除外地をめぐる紛争の比重が高い。
■B5判・上製・938頁・定価29、000円/’91年7月刊〔復刻版〕

群馬県農地部 発行〔昭和27年刊〕
戸塚喜久 解説
群馬県農地改革誌

本誌は、開拓問題の記述の比重が高く、開拓政策の位置づけが高い。本県における開拓問題を、未墾地の買収、開拓計画、増反と入植、営農の状況などについて詳しく検討している。
■A5判・上製・340頁・定価7、500円/’90年7月刊〔復刻版〕

岡山県農地改革記録編纂委員会 編・発行〔昭和27年刊〕
戸塚喜久 解説
岡山県農地改革誌

本県で特筆すべきは、小作地引き上げ問題の比重が高いことと、藤田農場解放問題を抱えていた点にある。小作地引き上げ問題については、「合意解約」をめぐる山陽朝報紙上での論争が紹介されている。
■B5判・上製・362頁・定価12、000円/’91年7月刊〔復刻版〕

農地委員会埼玉県協議会 編・発行〔昭和24年刊〕
戸塚喜久 解説
埼玉県農地改革の実態

原題?「農地改革は如何に行われたか」(昭和二四年一〇月刊)
本書は農地改革の展開を、農民的方向と地主的方向の二つの対抗関係のうちに把握したうえで、改革の実態をリアルに描き出している。
■A5判・上製・496頁・定価12、000円/’90年7月刊〔復刻版〕

鳥取県庁内農地委員会鳥取県協議会 発行〔昭和24年刊〕
戸塚喜久 解説
鳥取県農地改革誌

改革実施に際し、小作権価格が比較的妥当な価格に設定されたため、解放が順調に進んだ点が指摘されている。農地委員会書記の回顧録として、三つの村の農地改革の生々しい記録が収録されている。
■A5判・上製・598頁・定価13、000円/’91年10月刊〔復刻版〕

青森県農地改革史編纂委員会 編〔昭和27年刊〕
戸塚喜久 解説
青森県農地改革史

本県の改革をめぐる動向として、地主団体の違憲訴訟運動が表面化したり、農地委員会の解散や権限代行がかなり見られた点が注目される。最も紛糾した田部村の経緯について詳しく紹介されている。
■B5判・上製・698頁・定価20、000円/’90年10月刊〔復刻版〕

山口県農地改革誌刊行会 編・発行〔昭和26年刊〕
戸塚喜久 解説
山口県農地改革誌

本誌は、農地改革の実施過程を詳しく検討している。買収・売渡しにあたって、中国一の訴額・訴訟件数や幾つかの農地委員会の総辞職、解散命令に見られるように、困難な問題を伴った点を強調している。
■A5判・上製・334頁・定価9、000円/’91年10月刊〔復刻版〕

秋田県農地改革史編纂委員会 編・発行〔昭和28年刊〕
戸塚喜久 解説
秋田県農地改革史

改革の実施に際し、農地・牧野・未墾地の解放問題と農地調査問題が克明に分析されている。総じて、幾多の問題にもかかわらず、順調に解放がすすめられた点が強調され、東北他県との違いを見せている。
■B5判・上製・820頁・定価24、000円/’90年10月刊〔復刻版〕

愛媛県農地部 編〔昭和27年刊〕
戸塚喜久 解説
愛媛県農地改革概要

本県の農業事情の諸特徴(零細・集約経営と兼業化、慣行小作権など)を確認したうえで、農地解放の経過を概観している。その特徴として、全国的に見ても良好な解放実績を挙げた点が指摘される。
■A5判・上製・624頁・定価16、000円/’91年10月刊〔復刻版〕

石川県農地開拓課 発行〔昭和32年刊〕
戸塚喜久 解説
石川県農地改革史

前田藩以来の地割制度や慣行小作権地帯の分布など、本県独特の農業事情を考察した上で、農地解放の経過を克明に記述している。巻末に、「農地改革の回顧」と将来と題して、一二名の手記を収録。
■B5判・上製・828頁・定価24、000円/’90年10月刊〔復刻版〕

高知県農地改革史編纂委員会 編・発行〔昭和27年刊〕
戸塚喜久 解説
高知県農地改革史

本県の農地解放の実態が、市町村の実例も含め詳しく検討されている。特筆すべきは、農地問題の対立を原因とする農地委員会長殺害事件をはじめ、数件の刑事事件が発生した点であり、詳述されている。
■A5判・上製・708頁・定価18、000円/’91年10月刊〔復刻版〕

福井県農地部農地課 編〔昭和28年刊〕
戸塚喜久 解説
福井県の農地改革

農地解放の経過並びに、ラジオ・新聞・懸賞論文を通しての普及宣伝活動なども紹介されている。競馬場敷地問題をはじめ、主要な争点については、県の議事録を掲載しており、審議内容を確認出来る。
■B5判・上製・410頁・定価12、000円/’90年10月刊〔復刻版〕

佐賀県農地改革史編纂委員会 編〔昭和26・28年刊〕
戸塚喜久 解説
佐賀県農地改革史 全2冊

農地制度の歴史的変遷に鑑み、本県の特徴である古代条里制、近世の有明沿岸の広大な干拓、佐賀藩の農地改革である均田制度などが、詳しく考察される。特に、均田制は農地改革と比較検討されている。
■A5判・上製・943頁・揃価24、000円/’91年10月刊〔復刻版〕

静岡県農地部開拓課 編・発行〔昭和31年刊〕
戸塚喜久 解説
静岡県農地制度改革誌

本県の特殊な問題として、熱海・伊東などの温泉観光地帯、天城国有林内山葵田、箱根山組合などの組合山の解放問題が紹介されている。また、農地委員会の権限代行・総辞職の事例について詳しく紹介。
■B5判・上製・882頁・定価26、000円/’90年10月刊〔復刻版〕

徳島県農地部農地課 編〔昭和26年刊〕
戸塚喜久 解説
徳島県農地改革史

本史の特徴は、市町村の農地改革の実相を詳細に論述した点にある。これは、二四項目にわたるテーマ別の調査報告に基づいており、原文のまま掲載された二〇市町村の調査報告は、資料的にも価値が高い。
■B5判・上製・333頁・定価10、000円/’92年1月刊〔復刻版〕

新潟県農地改革史刊行会 発行〔昭和31年〜昭和38年刊〕
戸塚喜久 解説
新潟県農地改革史 全7冊

本書は、全国最大規模の農地改革史である。本県の特徴である大地主の実態、強い小作権としての永小作・作株慣行など詳しく考察。そのうえで、農地解放が強力に推進され、小作地率が激減した点を強調。
■B5判・上製・3、878頁・揃価115、000円/’91年1月刊〔復刻版〕

香川県農地改革史編集委員会 編・発行〔昭和25年刊〕
戸塚喜久 解説
香川県農地改革三年史

各市町村の農地改革の実態を、各地域の土地柄、中心人物、事件を中心に克明に記述した内容は、当時の農村の実情を、今日まで生き生きと伝えている。平易な文体によって描かれているのが本書の特徴。
■B5判・上製・367頁・定価11、000円/’92年1月刊〔復刻版〕

農地委員会神奈川県協議会 発行〔昭和25年刊〕
戸塚喜久 解説
神奈川県農地改革史

都市部での農地改革と、都市計画との調整の困難性が随所で強調され、買収除外、売渡保留の決定をめぐって紛糾した事例が、相模原町の都市計画区域、湘南地帯の別荘地域など、数多く紹介されている。
■A5判・上製・458頁・定価11、000円/’91年4月刊〔復刻版〕

福岡県農地改革史編纂委員会・福岡県農地部 編〔昭和25〜28年刊〕
戸塚喜久 解説
福岡県農地改革史 全4冊

本史では、水田地帯、都市近郊地帯、重工業炭抗近接地帯、畑作地帯、山村地帯、を代表する一〇カ町村の農地改革の実態が克明に分析されている。これは、かかる分野最大の記録となっている。
■B5・B4判・上製・3、953頁・揃価75、000円/’92年1月刊〔復刻版〕

信濃毎日新聞社文化部 編〔昭和24年刊〕
戸塚喜久 解説
長野県に於ける農地改革

本書は、農地改革をめぐる地主攻勢と小作攻勢の生々しい記録である。事例をリアルに紹介するとともに、塩尻村をはじめとする土地共同管理の動きなど、新しい関係の形成に注目している。
■A5判・上製・394頁・定価9、000円/’91年4月刊〔復刻版〕

長崎県農地改革史編纂委員会 編・発行〔昭和28年刊〕
戸塚喜久 解説
長崎県農地改革史

農地改革の実録部分は、郡市別の克明な農地改革実態調査報告であり、貴重な記録である。農地改革終末期の一問題として、中農へ土地が集中する傾向を指摘しつつ、零細経営克服の道を提示している。
■B5判・上製・272頁・定価8、500円/’92年1月刊〔復刻版〕

長野県農地改革史編纂委員会 編〔昭和33・35年刊〕
戸塚喜久 解説
長野県農地改革史 全2冊

本県農地改革の経過を、解放実績・農地調整・紛争問題などを中心に概観し、農村民主化と農業生産力の発展に果した農地改革の意義を評価している。本書は、一般的・客観的叙述が多いのが特徴。
■A5判・上製・834頁・揃価20、000円/’91年4月刊〔復刻版〕

大分県庁農地課内大分県農地改革史編纂委員会 編・発行
〔昭和27年刊〕
戸塚喜久 解説
大分県農地改革史

本県の農地改革の特徴は、未墾地買収の比重が高い点であり、統計資料も詳しい。また、反改革運動の一環として、農地協議会なる地主団体が結成され、運動を九州地区に及ぼそうとした点も注目される。
■B5判・上製・272頁・定価8、500円/’92年1月刊〔復刻版〕

富山県農地改革史編纂委員会 編〔昭和26年刊〕
戸塚喜久 解説
富山県農地改革史

本書では、解放率が高く、訴訟件数も少いことから、本県の農地改革が順調に進んだ点を強調している。そのうえで、未墾地買収や多くの離脱者を出した入植営農では問題が多かった点も指摘している。
■A5判・上製・318頁・定価8、000円/’91年4月刊〔復刻版〕


 

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