新中華報(刷新版) 全2巻 〔復刻版〕
刷新版『新中華報』の前身は陝甘寧辺区政府機関紙『新中華報』であり、
その後身は今日の『人民日報』の前身に当たる『解放日報』である。
刷新版『新中華報』は、抗日戦争における第二次国共合作の危機と
破綻(二度の反共高潮)をはらむ時期の中国共産党中央機関紙として、
その名と『紅色中華』(のち『新中華報』と改題)の後身という性格と
全二三〇号の影印本の存在は一九五〇年代末から
中国の党史家の論文によって知られていたが、今回、その全号を復刻刊行する。
■推薦:宇野重昭(成蹊大学教授)
小島晋治(東京大学教授)
藤田正典(中国近代史研究家)
A4判・上製・函入・総988頁
ISBN978-4-8350-4288-6
揃定価45,000円+税
’86年3月刊〔復刻版〕