写真記録 戦争孤児 その後――愛児の家史料

【2024年1月新刊!】
飢えと寒さ、孤独に陥った彼らに手を差しのべ、温かい「家庭」を与えた東京都中野区の児童保護施設『愛児の家』。その知られざる姿を記録した220点もの貴重な写真を、新聞記事(125点)・雑誌記事(17点)、DVD資料(『ここに母さんがいる』)とともにヴィジュアルに伝える決定版!
編 者: 浅井春夫(立教大学名誉教授)
艮香織(宇都宮大学准教授)・酒本知美(日本社会事業大学准教授)
体 裁: A4判/上製/268頁
定 価: 33,000円(本体30,000円+税10%)
ISBN978-4-8350-8662-0 C3036
推 薦:
●本庄 豊――戦争孤児たちの戦後史研究会代表
「本書の刊行が、近年盛んになった戦争孤児研究の背中を、力強く押してくれることは間違いない」
●大友昌子――中京大学名誉教授
「窮乏を生き抜いた子どもたちの実情を伝える」
●本書の内容
発刊にあたって 浅井春夫/神戸澄雄
収録資料一覧
愛児の家平面図
解 説 酒本知美
第Ⅰ部 写真記録
1.愛児の家の誕生
2.温かい食事と家庭
3.子どもたちと遊び
4.学ぶということ
5.さまざまな行事
6.子どもたちのライフサイクル
7.さまざまな支援者たち
8.米軍との交流
9.「米軍の援助」という視点
第Ⅱ部 資料編
1.新聞記事
2.雑誌記事
3.愛児の家年表
附録DVD 『ここに母(ママ)さんがいる 或る養護施設の記録』(1964年)