処女の友【復刻版】 全5巻・別冊1

戦前の農山漁村での青年女子社会教育の実態を明らかにする資料を復刻!
尋常小学校を卒業した後、生まれた場所の農山漁村で生活する女性たち、都市部の紡績工場などで働かなければならなかった女性たちに対しての教育、啓蒙を意図した雑誌である。本誌で採りあげられた身の上相談には、生活上での悩み、未来への不安が吐露され、当時農山漁村・工場で、女性たちが背負った現実と生き方にたいする煩悶の切実さを読み取ることができる。
第Ⅰ期 1918(大正7)年11月~1922(大正11)年10月
原本提供 (財)日本青年館、静岡市庵原生涯学習交流館
◎解 題=渡邊洋子(京都大学大学院教育学研究科准教授)
◎推 薦=橋本紀子(女子栄養大学教授)/辻智子(北海道大学大学院教育学研究院准教授)
◆発 行=処女会中央部
◆体 裁=A5判・上製・総3,054頁
◆別 冊=解題・総目次・索引
*別冊のみ分売可 定価1,100円(本体1,000円+税10%) ISBN 978-4-8350-7666-9
◆揃定価=99,000円(揃本体90,000円+税10%)ISBN 978-4-8350-7659-1
◆刊 行=2014年11月
復刻版巻数 | 収録原本巻号 | 原誌発行年月 |
第1巻 | 第1巻第1号、第2巻第1号~第2巻〔第8号〕 | 1918年11月~1919年10月 |
第2巻 | 第2巻〔第9号〕~第3巻第7号 | 1919年11月~1920年7月 |
第3巻 | 第3巻第8号~第4巻第4号 | 1920年8月~1921年4月 |
第4巻 | 第4巻第5号~第4巻第11号 | 1921年5月~11月 |
第5巻 | 第4巻第12号~第5巻第10号 | 1921年12月~1922年10月 |
*第5巻第1号、第3号~第5号、第7号、第9号、第11号、第12号は未見