十五年戦争極秘資料集 補巻32 戦場心理の研究 全4冊
前線で、占領地で、皇軍の兵士たちがなぜ、どのような行為を行ったのか。
また、戦争は兵士たちの精神にどのような影響を与えたのか。
1937年12月から南京に入り、大虐殺の現場に居合わせた従軍医・早尾乕雄（はやおとらお）が、戦場生活で精神に異常をきたした兵士を診察する中で、彼らの姿を率直に記録し分析した秘密資料6点を復刻。
戦場の「皇軍兵士」たちの真実を伝える。（編集復刻版）
原著＝早尾乕雄
解説＝岡田靖雄（精神科医療史資料室）
B5判・上製・総926頁[編集復刻版]
揃定価＝35,200円（本体32,000円＋税10％）
各冊定価＝8,800円（本体8,000円＋税10％）
【概要】
| 内容 | ISBN | 刊行年月 | |
| 第1冊 | 「戦場心理ノ研究」総論＜秘＞ 1938年5月 「戦場ニ於ケル特殊現象ト其対策」戦場心理ノ研究各論＜秘＞ 1939年6月 解説 岡田靖雄（精神科医療史資料室） | 978-4-8350-6245-7 | 2009年2月 |
| 第2冊 | 「戦場神経病・精神病及犯罪」各論第1編 1938年9月 | 978-4-8350-6246-4 | 2009年4月 |
| 第3冊 | 「中支戦線に於ける精神鑑定書」＜秘＞ 1938年2月～10月 | 978-4-8350-6247-1 | 2009年6月 |
| 第4冊 | 「戦場に於ける自殺企画に就て」＜秘＞ 1939年1月 「戦場心理ノ研究ヲ終了スルト共ニ将来ヘ希望ス」＜秘＞ 1945年8月 | 978-4-8350-6248-8 | 2009年8月 |
