本資料は昭和16(1941)年9月に「極秘/防犯資料」として関東軍司令部隷下の各部隊に配布されたものである。
旧日本軍は天皇制を柱とした軍紀を徹底的に重視したが、最も軍紀に厳正であるといわれていた関東軍において、対上官暴行、対下士官暴行、南京事件が示すような侵略地での略奪暴行等軍紀紊乱は多発した。
本資料は軍隊内の非人道的実態を明らかにする証言である。
山中恒 編・解説
B5判・上製・函入・170頁 定価3,300円(本体3,000円+税10%)
ISBN978-4-8350-1017-5
’89年2月刊
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タグ: 兵士, 山中恒, 戦中期, 戦争犯罪, 昭和期, 満州, 満洲, 関東軍