本書は、1941年末から1943年夏におよぶ、主に「南方方面」における日本軍とその作戦、占領地域の相貌を軍法務の視点から浮かび上がらせる。
軍紀の荒廃化、軍刑務所の実態、俘虜取扱い、とくに抗日運動の報告は具体的である。
資料集第20集「海軍法務資料 馬塲東作綴」の前編といえる。
北博昭 編・解説
B5判・上製・函入・258頁 定価4,950円(本体4,500円+税10%)
ISBN978-4-8350-1027-4
’90年9月刊
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タグ: 俘虜, 北博昭, 南方軍, 戦中期, 戦争犯罪, 捕虜, 昭和期, 海軍, 軍隊, 陸軍