昭和16(1941)年、太平洋戦争を発動した日本は、イギリス植民地の香港をも攻略、香港占領総督部を設けた。
本資料は、重慶に退いて抗戦を続けていた中華民国国民政府の香港における組織関係者91名が、日本の憲兵対によって摘発・弾圧された模様を詳細に明らかにした貴重な資料である。
逮捕者リストをはじめ、「香港無電台通信指令通諜内容」「港澳総支部調査等形質香港站受信内容」「重慶中国国民党在港秘密機関組織統計図」等の書類を含む。
姫田光義 編・解説
B5判・上製・函入・400頁 定価7,150円(本体6,500円+税10%)
ISBN978-4-8350-1008-3
’88年5月刊
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タグ: アジア太平洋戦争, 中国, 姫田光義, 戦中期, 日中戦争, 昭和期, 諜報, 香港