台湾出版警察報 〔昭和5年~昭和7年〕 全5巻・別冊1 〔復刻版〕
戦前の台湾にも、新聞・雑誌・書籍に対する厳しい検閲があり、
その結果を示す月間報告書が発見された。
第6号(昭和5年)から第35号(昭和7年)の短期間とはいえ、
貴重な情報を提供してくれる。
矢内原忠雄著『帝国主義下の台湾』が発禁になるなど、
帝国主義日本の意向が直截に反映し,日本及び台湾近現代史研究の基本資料である。
推薦:若林正丈(東京大学教養学部教授)
呉密察(台湾大学助教授)
台湾総督府警務局保安課図書掛 編
別冊:「解説」(河原功)「発禁図書新聞リスト」
*これのみ分売可(本体価格1000円+税 ISBN978-4-8350-1259-9)
原本=国立台湾大学図書館蔵本
B5判・上製・総2444頁
【本体揃価格】96,000円+税
【ISBN】978-4-8350-1253-7