戦前日本の内務省警保局による諜報活動は、対ソ・中を中心に、『外事警察報』に掲載され、各年度毎に『外事警察概況』に集約・刊行された。
外事警察関係の各種統計表約二五〇点を含んだ、近現代史研究必備の資料である。
とくに「ゾルゲ事件」を始めとする戦前期の大日本帝国の対外情報活動を刻明に記録したものとして第一級の価値をもつ。
内務省警保局編〔昭和10年~昭和17年刊〕
解題:石堂清倫(運動史研究家) 付き
A5判・上製・函入・総4,220頁
揃定価104,500円(揃本体95,000円+税10%)
ISBN978-4-8350-0849-3
’87年9月刊〔復刻版〕
カタログダウンロード
タグ: ソビエト, ソビエト連邦, ソ連, ゾルゲ事件, 中国, 外事警察, 戦前期, 昭和期, 石堂清倫, 諜報