東京市養育院月報 【復刻版】 (1901年~1938年7月)
本誌は、近代日本社会においてもっとも日の当たらないところにあった人々を
救済する機能を果たそうとした東京市養育院の機関誌である。
社会体制の崩壊と飢饉・災害によって多くの人々が拠り所を失い、
貧困と飢餓に瀕した19世紀末。
首都東京で困窮にあえぐ路上生活者や知的・身体・精神障害者、
身寄りのない高齢者・子ども、ハンセン病患者といった
近代日本の最底辺層のひとびとの生きざまを語ってやまない貴重資料!
◎推薦=宇都榮子(専修大学教授)
菊池義昭(東洋大学教教授)
杉山博昭(ノートルダム清心女子大学教授)
永岡正己(日本福祉大学教授)
【明治期】
■全6巻(第1巻~第6巻)
■1901年~1913年1月 (『東京市養育院月報』第1号~第143号)
■B5判・上製・総2,850頁
■揃価格=120,000円+税
■配本=2008年6月、9月(全2回)
【大正期】
■全12巻(第7巻~第18巻)
■1913年2月~1926年12月 (『九恵』→『東京市養育院月報』;第144号~第305号)
■A5判・上製・総5,708頁
■揃価格=180,000円+税
■配本=2008年12月、2009年4月(全2回)
【昭和期】
■全12巻(第19巻~第30巻)+別冊1
■1927年2月~1938年7月
(『東京市養育院月報』→『東京市養育院時報』→『教護事業』;第306号~第425号)
■A5判・上製・総5,436頁
■揃価格=180,000円+税
■配本=2009年8月、2009年12月(全2回)
別冊=解説
(清水寛・室田保夫)・総目次・索引
*別冊のみ分売可=本体価格2,000円+税 ISBN978-4-8350-6236-5
■刊行概要■
※誌名の変遷※
『東京市養育院月報』→1913年『九恵』
→1922年『東京市養育院月報』→1936年『東京市養育院時報』→1937年『救護事業』
復刻版配本回数 | 原本誌名 |
(復刻版巻数) | 号数 |
原本刊行年月 | |
本体価格 | |
ISBN | |
第1回配本(第1巻~第3巻) | 『東京市養育院月報』 |
第1号~第70号 | |
1901年~1906年 | |
¥60,000+税 | |
978-4-8350-6200-6 | |
第2回配本(第4巻~第6巻) | 『東京市養育院月報』 |
第71号~第143号 | |
1907年~1913年1月 | |
¥60,000+税 | |
978-4-8350-6204-4 | |
第3回配本(第7巻~第12巻) | 『九恵』 |
第144号~第214号 | |
1913年2月~1918年 | |
¥90,000+税 | |
978-4-8350-6208-2 | |
第4回配本(第13巻~第18巻) | 『九恵』『東京市養育院月報』 |
第227号~第305号 | |
1919年~1926年 | |
¥90,000+税 | |
978-4-8350-6215-0 | |
第5回配本(第19巻~第24巻) | 『東京市養育院月報』 |
第306号~第377号 | |
1927年~1932年 | |
¥90,000+税 | |
978-4-8350-6222-8 | |
第6回配本(第25巻~第30巻+別冊1) | 『東京市養育院月報』『東京市養育院時報』『教護事業』 |
第378号~第425号 | |
1933年~1938年7月 | |
¥90,000+税 | |
978-4-7450-6229-7 |