近事評論・扶桑新誌 〔明治9年~明治16年刊〕 全11巻・別冊1 〔復刻版〕
『近事評論』『扶桑新誌』(のちに改題して『政海志叢』)は、
ともに林正明の主宰する共同社より発行された民権派の代表的雑誌である。
自由主義思想に立つ時事評論誌として明治政府を内外から揺るがす諸問題
-士族問題・条約改正・朝鮮問題・琉球処分・問題などを鋭く論じつづけた。
そのラジカルな政府批判によってしばしば発売禁止や発行停止、
検閲処分などに遭いながら、
新しい視点を提示しつづけた本誌を近代史研究に欠かせない資料として復刻する。
推薦:荒瀬豊(東京大学教授)
我部政男(琉球大学教授)
後藤靖(立命館大学教授)
松永昌三(茨城大学教授)
矢沢康祐(専修大学教授)
林正明 主宰〔明治9年~明治16年刊〕
別冊:解説(水野公寿)・総目次・索引
*これのみ分売可(ISBN:978-4-8350-0336-8 定価2,200円(本体2,000円+税10%))
A4判・上製・函入・総4,200頁
揃定価198,000円(揃本体180,000円+税10%)
’90年4月~’90年10月配本完結〔復刻版〕
配本回数 巻数 | ISBN | 本体価格 |
第1回配本(第1巻~第3巻) | 978-4-8350-0322-1 | 定価44,000円(本体40,000円+税10%) |
第2回配本(第4巻~第7巻) | 978-4-8350-0326-9 | 定価77,000円(本体70,000円+税10%) |
第3回配本(第8巻~第11巻・別冊1) | 978-4-8350-0331-3 | 定価77,000円(本体70,000円+税10%) |