『占領期報徳運動資料集成』 全3回配本・全10巻
『占領期報徳運動資料集成』全3回配本・全10巻(解説・総目次・索引付)
……敗戦後の日本で、
報徳運動はどうよみがえったのか……
【2021年6月刊行!】
戦中期の活動が批判された報徳運動、その敗戦直後から占領期終了時までの、復活の軌跡をあとづける基礎資料、雑誌『報徳』『民主報徳』『報徳青年』をまとめて復刻する意欲的な試み!
戦後における報徳思想を理解するための基礎資料にもかかわらず、これまで閲覧困難であったこれらの雑誌を、このたび大日本報徳社、報徳博物館のご協力を得てついに刊行。解説は見城悌治(千葉大学)、須田将司(東洋大学)、各誌総目次・索引附です。
『民主報徳』(1948年4月-1952年12月、報徳同志会)、『報徳青年』(1947年5月-1954年1月、報徳青年運動本部・天地社)、『報徳』(1945年11・12月-1952年12月、大日本報徳社)は、国策と歩調を合わせた戦前期の活動を乗り越えて、戦後社会における報徳思想の意義、その「仕法」の可能性を模索し続けました。混迷を極めた戦後社会において、思想、文化、教育、地域社会、経済など各分野に広範な影響を及ぼした報徳運動。戦前と戦後における「連続」と「断絶」に関心を寄せる方々に、ぜひ手にとっていただきたい資料群です。
小社既刊『教化運動』全6巻、『斯民』全38巻・別冊1と併せて、ご活用下さい。
編集・解説:
見城悌治(千葉大学教授)・須田将司(東洋大学教授)
刊行のことば:
「——遠きを測らんとする尊徳の眼差し——」
鷲山恭彦(大日本報徳社社長・東京学芸大学名誉教授)
協 力:
公益社団法人 大日本報徳社/
公益財団法人 報徳福運社 報徳博物館
推 薦:
「 報徳思想は『新生日本』で何ができたのか」
落合功(青山学院大学教授)
「占領期の幅広い領域の研究を大きく進める貴重な基本資料」
奈良岡聰智(京都大学教授)
体 裁:
A4・A5判/上製/布クロス装/総約4400頁/
解説・総目次・索引附
揃定価:222,200円(本体202,000円+税10%)
第1回配本・全3巻(第1-3巻)
定価68,200円(本体62,000円+税10%)/2021年6月刊行
ISBN 978-4-8350-8405-3
第2回配本・全3巻(第4-6巻)
定価66,000円(本体60,000円+税10%)/2021年11月刊行
ISBN978-4-8350-8409-1
第3回配本・全4巻(第7-10巻)
定価88,000円(本体80,000円+税10%)/2022年1月刊行予定
ISBN978-4-8350-8413-8