留岡幸助と家庭学校―近代日本感化教育史序説【改訂普及版】
2020年9月24日刊行いたしました!
2011年第29回社会事業史文献賞受賞書籍に、人名・事項索引を付した待望の改訂普及版を刊行!
感化院=家庭学校の創設者・留岡幸助(1864~1934)は、子どもたちの将来をも見据えた壮大な教育実践の場として北海道農場を設立し、幼少の子どもたちのための茅ヶ崎分校も開設し、事業を展開した。
その感化教育思想を二度の海外視察の跡を丁寧にたどり、家庭学校での教職員の記録を詳細に検討して明らかにする。家庭学校と留岡幸助の実像に迫り、近代日本の感化教育の問題を照らす好著。
2020年9月、人名・事項索引16頁を付した改訂普及版として新たに刊行する。
推薦=逸見勝亮(北海道大学名誉教授)
二井仁美 著
A5判・並製・402頁
◇定価4,620円(本体4,200円+税10%) ISBN978-4-8350-8355-1
◇2020年9月刊