日本近代史のなかの沖縄
沖縄を通して、近代日本の実像を明らかにする、近代沖縄史研究家・我部政男の研究を集大成した論文集。
琉球処分以来、「後発日本」として近代の歴史を刻み始めた沖縄。
政府は、どのように琉球を沖縄にしようとしたのか。
沖縄は、どのように日本になったのか。
琉球は、どこまで琉球のままだったのか。
1945年6月、沖縄の「帝国臣民」は、どのような最期を遂げたのか。
近代沖縄の葛藤を鏡として、国民国家・近代日本の実像が明らかになる。
★2021年8月29日「琉球新報」書評欄にて紹介!
<書評>『日本近代史のなかの沖縄』 沖縄統合 帝国日本の強硬性
★2021年9月11日「沖縄タイムス」書評欄「話題本題」にて紹介!
「陰影ある沖縄の姿描く」(沖縄大学・若林千代先生)
★2021年10月9日「図書新聞」書評欄にて紹介!
「沖縄戦後をも見通しつつ沖縄近代史を展望し、そして日本近代史を照射」(福岡県立大学・藤澤健一先生)
著=我部政男
A5判・上製・484頁
ISBN 978-4-8350-8463-3
定価 7,700円(本体価格7,000円+税10%)
★刊行記念対談イベント動画(https://www.youtube.com/watch?v=xwdQ4yzlJt0)