家庭雑誌 〔明治36年~明治42年刊〕 全6巻・付録1・別冊1 〔復刻版〕
堺利彦が由分社より創刊した『家庭雑誌』は、
西村渚山、大杉栄、深尾韶、堀保子等の編集の手を経ながら、
一貫して家庭の中から社会主義を発展させ、
かつ家庭の近代化をはかることを目的とした啓蒙雑誌である。
その誌上では新しい家庭のあり方、夫婦のあり方、
戦争の問題等がユーモアを交え、温かくかつ鋭く論じられている。
日本近代史研究のみならず、
女性問題・家族問題研究の大きな手がかりとなるものである。総54冊を収録。
■推薦:小田実(作家)
向坂逸郎(社会主義協会代表)
西田勝(法政大学教授)
樋口恵子(評論家)
堺利彦・大杉栄ほか 主宰〔明治36年~明治42年刊〕
解説(鈴木裕子)・総目次・索引付き
*これのみ分売可(ISBN:978-4-8350-3292-6 定価1,100円(本体1,000円+税10%))
菊判・並製・函入・総2,550頁
揃定価52,800円(揃本体48,000円+税10%)
ISBN978-4-8350-3285-6
’83年1月刊〔復刻版〕