文芸時報 〔大正14年~昭和5年刊〕 全3巻・別冊1 〔復刻版〕
本紙は、「文芸界に於ける唯一の文芸新聞」として創刊された文壇情報紙である。
執筆者も当時の文壇を代表する、芥川龍之介・菊池寛を始めとする大型・中堅の作家・評論家を揃え、また一九二〇年代後半の文壇の状況を舞台裏など様々な面から照射し、いきいきと映しだしている点でも貴重な資料である。
美術を中心に芸術関係の記事が多いことも特色のひとつである。
本紙の復刻は、文学史・近代史研究に新たな書き換えを迫るものとなろう。
全一五〇号を収録。
■推薦:
青山毅(書誌学者)
匠秀夫(美術評論家・茨城県近代美術館館長)
保昌正夫(立正大学教授)
森本修(奈良教育大学教授)
文芸時報社 刊〔大正14年~昭和5年刊〕
別冊:解題(山内祥史)・総目次・索引
*全巻購入者には無料
*これのみ分売可 定価2,750円(本体2,500円+税10%) ISBN978-4-8350-3224-1
B4判・上製・函入・総1,208頁
揃定価77,000円(揃本体70,000円+税10%)
ISBN978-4-8350-3220-7
’87年12月刊〔復刻版〕