新著月刊 〔明治30年~明治31年刊〕 全15冊・別冊1 〔復刻版〕
小説を中心とする月刊の文学雑誌。
編集は後藤宙外、ほかに島村抱月、井原青々園、水谷不倒、小杉天外ら
東京専門学校(現在の早稲田大学)出身者が同人として関わった。
寄稿はほかに広津柳浪、坪内逍遥、泉鏡花などで、
自然主義文学の草創期を体現している。
また、島崎藤村、薄田泣菫らが新体詩を発表していることも見逃せない。
明治20年代、紅露逍鴎時代の継承と後進世代の小説台頭の機運形成に
大いに寄与した雑誌、全15号を原本通り復刻。
■推薦:清水茂(早稲田大学教授)
畑実(帝京大学文学部教授)
平岡敏夫(筑波大学教授)
三瓶達司(東京成徳短期大学教授)
後藤宙外 主宰〔明治30年~明治31年刊〕
別冊:解説 山本昌一(国士舘大学教授)
総目次・索引
*これのみ分売可(ISBN:978-4-8350-3284-5 本体価格1000円+税)
A5判・並製・函入・総4,270頁
揃定価110,000円+税
’88年10月~’89年4月配本完結〔復刻版〕
ISBN一覧
配本回数 | ISBN | 本体価格 |
第1回配本(7冊) | 978-4-8350-3282-5 | ¥50,000+税 |
第2回配本(8冊・別冊1) | 978-4-8350-3283-2 | ¥60,000+税 |