東京南部サークル雑誌集成 全3巻・付録1・別冊1 【編集復刻版】

敗戦後の1950年代、全国各地に起こった「サークル運動」のなかで発行された
サークル誌には、労働者の自発的・自主的な営みと、その精神史をひも解く鍵が
埋もれている。
戦後史研究において、まとまった時代像の希薄な1950年代を、『詩集下丸子』に
端を発した東京南部労働者サークルを中心に刊行された雑誌群によって再検討する
画期的な復刻資料集。
【推薦】 小関智弘(作家)
坪井秀人(名古屋大学大学院教授)
西川祐子(近現代史研究者)
ハリー=ハルトゥーニアン(ニューヨーク大学教授)
【別冊】解説・解題・回想・総目次・執筆者索引
(別冊のみ分売可=本体価格1,000円+税 ISBN978-4-8350-5902-2)
【解説】道場親信(和光大学准教授)
【解題】浜賀知彦(文学史研究者)
【回想】浅田石ニ/桂川寛/丸山照雄/望月新三郎
【価格】本体揃価格68,000円+税
【ISBN】978-4-8350-5903-7
2009年7月刊
【収録内容】 | |
第1巻 | 『詩集下丸子』『京浜文学新聞』『くらしのうた』『石ツブテ』 |
『文学南部』『京浜のうたごえ』『下丸子通信』『南部文学通信』 | |
第2巻 | 『突堤』(第13号~第19号) |
第3巻 | 『突堤』(第20号~第24号)『南部のうた』 |
『版画集』『京浜絵の会』『生活版画集』 | |
付録 | 「松川報告詩集、松川構成詩」(計3点)、「東京文学新聞」 |
「町や職場のことを詩集下丸子へかき送ろう」「高島青鐘詩集」 | |
「江島寛詩集」「詩集」(浅田石ニ・井之川巨・城戸昇) | |
「生きている風景」(竹内昭雄) |