小国民 〔明治22年~28年刊〕 全16巻・別冊1 〔復刻版〕
本誌は、児童文学・児童文化の草創期に創刊された 少年・少女向け児童総合雑誌の嚆矢である。
のちに創刊された博文館の『幼年雑誌』と人気を二分したが、 あくまで優位を保ち、多くの読者をとりこにした。
執筆はほとんど石井研堂ひとりが行なったが、 ほかにも幸田露伴・小山内薫・金田一京助・鈴木三重吉などが寄稿した。
本復刻では、創刊から誌名が「少国民」に改まる一八九五年までを対象とし、 児童文学史及び近代教育史・文学史研究に呈するものである。
■推薦:勝尾金弥(元梅花女子大学教授)
本田和子(聖学院大学教授)
山口昌男(文化人類学者・日本記号学会会長)
山住正己(東京都立大学総長)
石井研堂 主宰〔明治22年~28年刊〕
復刻版編集:上 笙一郎・上田信道
別冊:解説(上 笙一郎)・解題(上田信道)・総目次・索引/
付 『「小国民」綜覧(石井研堂編)』(一九四一年)
(別冊のみ分売可 定価3,000円+税 ISBN978-4-8350-0558-4)
B6判・A5判・上製・総7,980頁
揃定価316,800円(本体288,000円+税10%)
’98年11月~’99年10月配本完結〔復刻版〕
配本回数 |
ISBN |
本体価格 |
第1回配本(第1巻~第5巻) |
978-4-8350-0539-3 |
90,000円+税 |
第2回配本(第6巻~第10巻) |
978-4-8350-0545-4 |
90,000円+税 |
第3回配本(第11巻~第16巻・別冊1) |
978-4-8350-0551-5 |
108,000円+税 |