黒煙 〔大正8年~大正9年刊〕 全10冊・別冊1 〔復刻版/取扱図書〕
本誌は小川未明の青鳥会を母胎にして生まれた新浪漫主義的・反資本主義的文学雑誌として出発したが、
のちに社会的文芸雑誌としての傾向を強め、民衆芸術を主張し、労働文学の機関となった。
執筆者に未明・譲治・真澄のほか、
丹潔・内藤辰雄・吉田金重・伊藤松雄・渡平民・新井紀一・馬場孤蝶・大庭柯公・堺利彦など。
一九六三年三月に日本近代文学研究所=編集、近代文学資料保存会=発行によって一部不備のまま復刻されたものを,
新たな原本の発見によってほとんどを補って販売するものである。
坪田譲治・藤井真澄ほか主宰〔大正8年~大正9年刊〕
近代文学資料保存会刊(一九六三年)の増補復刻版
別冊:回想(坪田譲治、新井紀一、内藤辰雄、吉田金重)・解説(西田勝)・総目次
菊判・並製・帙入・総578頁
揃定価38,500円(揃本体35,000円+税10%)
ISBN978-4-8350-3476-8
’92年11月刊〔復刻版〕