復刻版 信友 全3巻・別冊1
スガモプリズンに収容されていたキリスト教徒たちのグループ、「信友会」の機関紙を復刻。
塀の中から戦後日本はどう見えていたのか
私たちはその声に応えられてきたのか
本誌は収容者間の情報共有誌であったのみならず、戦犯・キリスト者としての立場から、過去の戦争をかえりみつつ、講和問題、再軍備問題、戦争責任問題など、戦後日本に対して鋭く切り込んだ論説が数多く掲載されている。
弊社ではすでに、『すがも新聞』の復刻を行ったが、『信友』は永らくその存在も知られていなかった。
キリスト教戦犯たちの苦悩と投げかけを広く世に問うため、ここに復刻版として刊行する次第である。
B5判・上製・総約1,300頁 揃定価71,500円(本体揃価格65,000円+税10%)ISBN978-4-8350-8475-6
編・解題=内海愛子(大阪経済法科大学客員教授)・山川 暁(記録文学作家)・豊川 慎(関東学院大学教員)
推薦=小塩海平(東京農業大学教授)・岡田泰平(東京大学大学院教授)・若井和生(飯能キリスト聖園教会牧師)
別冊=解題・総目次・索引・年表(A5判・並製・約200頁)
※分売可 定価2,200円(本体価格2,000円+税10%)ISBN978-4-8350-8480-0