不二出版

書籍紹介

東亜同文書院の教育に関する多面的研究 〈愛知大学東亜同文書院大学記念センター叢書〉

本書は、戦前上海に置かれていた日本の高等教育機関である東亜同文書院について、その教育活動とそこに学んだ学生や卒業生の行動を通し、この学校の教育活動の展開を明らかにしたものである。

本書では、日中関係、出身者、中国語教育という三つの大きな視角を設定し、さらに思想、文学、政治等と絡めて東亜同文書院がどのような学校であったのかを考察。個別事例から一つの普遍性を抽出しようせず、多面性をそのままに再現的に理解することを企図した実証的な研究書である。考察した東亜同文書院出身者は、坂本義孝、大内隆雄、水野梅暁、藤井静宣、山田良政ほか。旧植民地、中国語教育、近代日本関係史の必備の参考図書。

石田卓生 著

1973年、愛知県生まれ。愛知大学東亜同文書院大学記念センター研究員。愛知大学、豊橋創造大学非常勤講師。

◇体裁=A5判・上製・総510頁

◇定価=本体7,000円+税 ISBN 978-4-8350-8275-2

◇刊行=2019年3月

※関連書籍『満州を駆ける (東亜同文書院 中国調査旅行記録 第5巻)』はこちらをご覧ください。

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