同世代の「新しい女」の動向を視野に入れて、自ら道を切り拓いていく女性を描いた鴎外。
その文学的行為を女性という視点から読み直す。
文壇登場前に当たる1890年代までの言説も含め、鴎外の女性に関する評論や随筆と、女性を主人公とした小説・戯曲・短歌・詩を選んで構成したアンソロジー。
【推薦】平岡敏夫(文学史家・筑波大学名誉教授)
金子幸代 編・解説
A5判/並製/344頁
【価格】 定価3,080円(本体2,800円+税10%)
【ISBN】978-4-8350-3497-3
2006年4月刊
カタログダウンロード
タグ: 小説, 平岡敏夫, 戯曲, 文学, 森鴎外, 森鷗外, 短歌, 詩, 金子幸代, 鴎外女性論集