人類愛善新聞 【復刻版】 全5巻
戦前期、日本国家がその勢力を恐れ、最大の宗教弾圧が断行された新宗教「大本」。当時の社会思想、世界の宗教動向、満州等の移民社会が垣間見られる幻の機関紙を復刻!
『人類愛善新聞』とは、大正14(1925)年に発会した大本(大本教)の外郭団体である人類愛善会の機関紙であり、その読者は台湾、満蒙、南洋、南米にまで広がり、昭和9(1934)年には百万部の発行部数を超えるに至った。
今まで見ることが難しかった『人類愛善新聞』を、宗教法人大本の協力により復刻する。
復刻された『人類愛善新聞』により、戦前の日本に最も影響を与えた宗教指導者の一人である出口王仁三郎のアジア全域を巻き込んだ宗教運動とその思想、当時の社会や民心の動向、近代日本社会の思想基盤等を理解する手助けとなるであろう。
大正14年の創刊号から、昭和10年に起きた日本国家による第二次大本弾圧により発行停止になる第319号までを全5巻に収録。
◎原本提供 宗教法人大本本部教学研鑽所資料室
◎体裁 A3判・上製・総約1300頁
◎解説 對馬 路人(関西学院大学教授)〈別冊所収〉
◎推薦 井上 順孝(國學院大學教授)
島薗 進(東京大学教授)
原 武史(明治学院大学教授)
ナンシー・ストーカー(テキサス大学准教授)
◎本体揃価格 192,500円(本体175,000円+税10%) ISBN978-4-8350-7088-9
※別冊(解説)のみ分売可 定価1,100円(本体1,000円+税10%) ISBN978-4-8350-7549-5
◎刊行 …第1回配本(第1巻~第3巻)2012年10月刊
揃定価=115,500円(本体105,000円+税10%) ISBN978-4-8350-7089-6
第2回配本(第4巻・第5巻・別冊)2013年10月刊
揃定価=77,000円(本体70,000円+税10%) ISBN978-4-8350-7093-3