沖縄と色川大吉

9月7日刊行!
12月22日重版出来!
――沖縄の歴史の底辺に埋もれた民衆思想の鉱脈(エッセンス)を、
真の自立への〈未発の契機〉として編み直す。
筑豊の上野英信・水俣の石牟礼道子、沖縄との温かな友情、久高島・御嶽などでの詩情豊かな琉球文化への発想、今後の沖縄の在り方(アイデンティティ)への刺激的な問題提起――。
民衆史の提唱者・色川大吉が沖縄の民衆精神の鉱脈を掘り起こし、考究し続けてきた多年に及ぶ沖縄論を、『西表炭坑概史』などで琉球の歴史・文化を取材し続ける三木健が一冊にまとめ、色川による増補改訂を施し新たに世に送り出す。さらに沖縄の気鋭の論者たち10人による色川大吉についての論考を併録する。
★2021年9月12日「琉球新報」書評欄にて紹介!
★2021年10月9日「沖縄タイムス」書評欄「話題本題」にて紹介!
★2021年11月5日「週刊金曜日」書評欄「きんようぶんか」にて紹介!
「沖縄と歴史家が共振する志 復帰50周年を前に必読の書」(ジャーナリスト・伊高浩昭氏)
★2021年11月20日「朝日新聞」書評欄「好書好日」にて紹介!
「民衆史への思いと仕事の大きさ伝える」(東京経済大学教授・戸邉秀明)
◆2021年9月7日刊行
著=色川大吉
編=三木健
A5判・並製・344頁
ISBN 978-4-8350-8474-9
定価 2,530円(本体価格2,300円+税10%)
★刊行記念対談イベント動画(https://www.youtube.com/watch?v=xwdQ4yzlJt0)