『論集 戦時下「日本仏教」の国際交流』
1933年に国際連盟を脱退、孤立した戦時下の日本において、仏教者たちは欧米、アジア諸国の仏教者との連携・協力を模索し続けた——。
戦時下「日本仏教」が試みた国際的連携の実態を検証し、現代における宗教間対話、平和運動へと架橋する、はじめての試み!
第Ⅰ部は中西直樹、大澤広嗣、野世英水、林行夫らによる論考を、そして第Ⅱ部には『資料集・戦時下「日本仏教」の国際交流』全Ⅴ期・全10巻として復刻した7誌の総目次を収録。仏教史研究者はもとより、近現代史、国際交流、文化史等の研究者にも新しい知見をもたらす待望の新刊です。
『資料集・戦時下「日本仏教」の国際交流』と併せてご利用下さい。
編著者:中西直樹・大澤広嗣
執筆者:中西直樹・大澤広嗣・野世英水・林行夫
定価:6,380円(本体5,800円+税10%) ISBN978-4-8350-8266-0 C3021
体裁:A5判/上製/296頁
刊行:2019年12月