旧制台北高等学校同窓会誌 『蕉葉会報』 復刻版 全3巻
旧制台北高等学校(1922年4月~46年3月、通称 台高)の卒業生及び在校生による同窓会=蕉葉会(本会事務所は東京)の会報誌を復刻!
2022年に創立100周年を迎える旧制台北高等学校。
日本の敗戦に伴う中華民国の台湾接収で廃校となり、校地・校舎は現在の台湾師範大学に継承された。
台湾師範大学の図書館には、当時の資料を集めた「台北高等学校資料室」が置かれている。
開校当初から日本・台湾のエリートが集まり、卒業生は日本・台湾の政財界・教育・医療・文学などの広い分野で足跡を残した。
同窓会誌『蕉葉会報』は戦後の1961年5月に創刊、2013年6月の最終107号まで発行され、卒業生を通じた日台交流の様子を明らかにすると同時に、当時の旧制高校の生活習慣や学問の様子がうかがえる内容となっている。
◎解題=河原 功(一般財団法人 台湾協会参与) ※1巻巻頭に掲載。
◎推薦=阿部 洋(国立教育政策研究所名誉所員・福岡県立大学名誉教授)
川平朝清(台北高校卒業生、昭和女子大学名誉教授・元OHK会長・NHK経営主幹)
園部逸夫(台北高校終戦時在校、元最高裁判事)
蔡 錦堂(元国立台湾師範大学台湾史研究所教授)
◆体 裁=全3巻・B5判・上製本・総1,074頁
◆揃定価=66,000円(揃本体60,000円+税10%)
ISBN 978-4-8350-8565-4
◆刊 行=2022年6月