- 2022/01/20
- 『復刻版「愛生」戦前編』第２回配本のお知らせ
第2回配本、2021年11月刊行！
日本ではじめてのハンセン病国立療養所として岡山県、長島に開設された長島愛生園。創立からわずか半年後の1931年に創刊され、入所者はもとより国内外に広く注目された機関誌『愛生』、その戦前の発行号を集成、復刻！ 「入所者に潤いを与える場所として誕生し、発言の場となり、職員との交わりも含め愛生園からの発信の場」（中尾伸治、本復刻版パンフレットより）であった本誌は、ともすれば画一的に捉えられかねないハンセン病史研究に血肉を与える貴重な基礎資料です。草創期の入所者、職員たちの熱いざわめきが伝わる本誌を、手にとりやすいＡ５判上製本として提供するはじめての試みです。第２回配本には、1935年７月より37年5月までの『愛生』、さらに収録全巻の総目次・索引（別冊）を収録。
第３回配本は、2月末日刊行予定です。引き続きの配本を、どうぞご期待下さい！